2012年3月16日金曜日

ピストンヘッドとピストンの接続編

今回は使用前に下準備が必要なELEMENT製 ベアリング付き軽量ピストンヘッドを使用してみます。
 前回の記事から読むと分かりやすいです ←クリックで前回の記事


この商品です。安いけれども、使い方を覚えるととてもCPの高いパーツです。

必要なのはヤスリ類と、またもネジロック剤w、一つ有ると便利なので、用意して損は無いと思います、ヤスリは面出し出来るなら何でも良いですが、こだわりの有る方は目の細かい耐水紙ヤスリ各番手の方が良いです。

コレを
まず分解します、力は不要ですので御安心下さい。

バラしましたら外周のバリをまず落とします、落としましたら、このピストンヘッド最大のポイント、裏側のバリを落とします。
印の箇所に分かりやすい位バリが残ってます。
コレを落とし、この面を簡単に平面にして下さい。

こんな感じになります、ヤスリを当てると分かりますが、中央も
出っ張っておりますので、全体で平面になるよう落とします。
究極を目指す方は、Oリングの入る側を
2000番位でガラス板等の上で面研して下さい。
完全な平面が出来ますw

2000番で仕上げるのは、こちらの面ですねw
気密アップ効果が狙えますので、なるべく鏡面状態が良いです。

それでは接着ですが、ココ自信の有る方は瞬着でも十分可能です。
当方は、おなじみのネジロック剤ですw画像のはちょっと多めです。
多かったなぁと思ったら、一度張り付けて離すと余分が溢れて
拭き取れますので、拭いてから再度張り付けて下さい、
早いウチですとサラサラのネジロックなので拭き取りも余裕ですw

そして、仮組みすると、この状態なのですが…

分かりますかね?ラックギアと、ヘッドに隙間が有る状態
ココです、ココに隙間が有るまま組むとヘッドがクラッシュしやすいのです。

解消する方法は二つ

この面をラックギアが基準になるまで面研…
機械等が無いと手間ですので、
ピストンヘッドが平らに付けば一段階クリアで良いので、軽く面研だけして

そして、もう一つの方法が、おなじみネジロック剤w
画像のは多過ぎwボトッっと垂らしてしまいました…

3/16追記:ネジロック剤ですが、樹脂を侵す性質が有るとの事です。
ネジロック剤を使う場合は、樹脂を溶かさないタイプで有ることを確認の上で
ご使用下さい
そんなの無いって方は、エポキシボンドをオススメします。コレなら作業時間も確保出来、さらに硬化後は非常に強固で、当方も以前はニ液混合タイプをメインに使っておりましたが、混合が面倒で…w



とりあえず慌てずに接着しますw

拭き取りますとこんな感じ、サラサラですので慌てる必要は全く有りませんw


肝心のネジロック本来の使い方ですが、これでも多い方だと思います、
多分、普通の運用では二度と外れません、

ネジロックの効いたネジを外す場合は、バーナーやハンダゴテで炙れば外れ易いです。メカボックスで使用する場合は、ネジの穴やネジ山には使用せず、頭付近で使用し、ネジ穴には入らないように使用した方が良いと思います。

そして完成
画像では分かりにくいですが、しっかりネジロックはシール剤としても
機能しており、24時間後にはカチカチとなります。
(アルミヘッドの場合でも必須作業です、
重要な事はラックギアのガタを無くす事です)

この下準備により、取り外し可能だったラックギアは取り外し不可能となり、完全に前後の隙間が無くなった事と接着された事により、ラックギアそのものがスライドした理由による、ピスクラは皆無となります、実際当方では、このピストンでは上記の方法で一度もクラッシュ経験が御座いません、クラッシュさせた方に聞いてみると、ラックギアは固定させて使用するという事を知らずに使ってる方が多く、記事にした次第です。
番外編で、カットスプリングしたハイサイに使用してピストンロックしたという話しもお聞きしましたが、上記の加工済みピストンは再利用可能だったとの事です。

何かの参考として、上記の組み合わせでは、ピストン総重量22gとなり、
15枚歯メタルティースピストンと、SSベア付きアルミピストンヘッドの組み合わせでは重量が約27gとなります。

それでは、楽しいエアソフトガンライフをお楽しみ下さいw

0 件のコメント:

コメントを投稿

コメント有難う御座いました